エージェント紹介
Apstraのデバイスシステムエージェントは、設定管理、デバイス間通信、テレメトリ収集を処理します。デバイスのブートストラップに Apstra ZTP を使用していない場合(または1回限りのインストールを使用している場合)、このデバイスインストーラーを使用して、デバイスのインストールと検証を自動的に行うことができます。デバイス番号に応じて、デバイスエージェントをオンボックス(エージェントがデバイスにインストールされている)またはオフボックス(エージェントがApstraサーバーにインストールされ、APIを介してデバイスと通信)にインストールできます。サポート情報については、 4.2.0 機能マトリックスのデバイス管理に関するセクションを参照してください。
デバイス エージェントをインストールするときは、次の構成がデバイスに ない ことを確認します。
- VLAN 1 以外の VLAN
- 「管理」以外のVRF
- 「管理」以外のインターフェイスIPアドレス
- ループバック インターフェイス
- VLAN インターフェイス
- VXLAN インターフェイス
- AS パス アクセスリスト
- IP プレフィックスリスト
- ルート マップまたはポリシー
- BGP コンフィギュレーション
エージェントのインストールプロセス中に、デバイスの構成が検証され、サービス構成の展開を妨げる可能性のある構成がデバイスに含まれている場合、エージェントのインストールプロセスでエラーが発生します(Apstra 4.0.1以降)。
この場合は、競合する構成を手動で削除し、エージェントのインストール プロセスを再開します。
構成検証エラーでエージェントのインストールを完了する必要がある場合は、元の構成検証を無効にすることができます。これを行うには、[ デバイス] > [システム エージェント] > [エージェント] から [ 詳細設定] を選択し、[ 元の構成の検証をスキップ] を選択します。
デバイスをApstraの管理下に置く際に既存の設定を保持する方法については、 デバイス設定ライフサイクルを参照してください。Apstra環境でのデバイスの管理の詳細については、 管理対象デバイスを参照してください。
一部のプラットフォーム(Junosなど)では、管理トラフィック(SSHなど)のレート制限を設定できます。Apstraサーバーがデバイスと直接対話する場合、ユーザーと対話する場合よりもバースト性が高くなる可能性があります。セキュリティの強化に使用されるレート制限構成は、デバイス管理に影響を与え、展開の失敗やその他のエージェント関連の問題につながる可能性があります。
エージェントには、次のパラメーターが含まれます。
パラメーター | の説明 |
---|---|
デバイスアドレス | デバイスの管理 IP |
動作モード |
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プラットフォーム(オフボックスのみ) | オフボックスエージェントの場合のみ:ドロップダウンリストには、サポートされているプラットフォームが含まれます。 |
ユーザー名/パスワード | 資格情報を持つエージェントプロファイルを使用していない場合は、これらのチェックボックスをオンにして資格情報を追加します。 |
エージェント プロファイル | 資格情報とパッケージを手動で入力しない場合は、以前に定義したエージェント プロファイルを使用します。 |
作成後に実行するジョブ |
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インストール要件 (サーバーのみ) | サーバーのみ: サーバーがインターネットに接続されていない場合は、チェックボックスをオフにします。 |
パッケージ | エージェントを作成する前に、必要なパッケージをインストールして使用可能にします。選択したエージェント プロファイルに関連付けられているパッケージもここに一覧表示されます。 |
オープンオプション(オフボックスのみ) | 設定されたパラメータをオフボックスエージェントに渡します。たとえば、オフボックスエージェントからデバイスへの API 接続として HTTPS を使用するには、キーと値のペア proto-https - port-443 を使用します。以下のデフォルト値は、オープンオプションで上書きできます。
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左側のナビゲーション メニューから、[ デバイス] > [管理対象デバイス ] に移動して、[管理対象デバイス] に移動します。
1 つ以上のエージェントを選択することも、個々のエージェントのアクションを選択することもできます。
エージェントを削除できるのは、そのエージェントがアンインストールされ、デバイスで実行されなくなった場合のみです。
追加のアクションは、エージェントとの回線で使用できます。たとえば、デバイスがブループリントに割り当てられていない場合、(Apstraバージョン4.0.1以降)[ Preristine Config に戻す]ボタンをクリックすると、デバイスの元の構成を復元できます。