カスタム テレメトリ コレクションの概要
Apstraのカスタムテレメトリコレクションは、Apstra 4.2.0で導入された新機能です。Apstraが分析するデータを監視するための新しいテレメトリサービスを定義できるようになりました。この機能を使用すると、特定のビジネス ニーズに基づいてデータの分析を調整できます。
以前は、テレメトリ サービスを追加して新しいデータを収集するには、高度なプログラミングと IBA ソフトウェア開発キット (SDK) に関する知識を必要とする大規模な開発作業が必要でした。
カスタム テレメトリ コレクションを使用すると、次の操作を実行できます。
-
Junos CLI show コマンドを実行すると、分析するデータが表示されます。
-
XML 出力に基づいて、show コマンドから抽出する特定のキーと値を特定します。
-
テレメトリ コレクター定義を作成します。
-
テレメトリコレクターからのデータを利用するIBAプローブを作成します。
ユースケースの例
カスタム テレメトリ コレクションで実行できる操作の例を次に示します。
- さまざまなカウンター(ファイアウォール フィルターの一致カウント、IRB インターフェイスの統計情報など)を監視します。
- デバイスの健全性(ラインカードのステータスまたはその他の環境ステータス)の監視
- プロトコルのステータスやコンフィグレット(BFD、MACsec、QoS、マルチキャスト、OSPF、RPMなど)で有効な機能を監視します。
次のセクションでは、独自のカスタム テレメトリ サービスを作成するエンドツーエンドのワークフローについて説明します。このチュートリアルでは、例として BFD セッションを監視します。
行きましょう!