Paragon Active Assuranceによるオーケストレーション

概要

サードパーティー製のNFVOまたはサービスオーケストレーターは、通常、コントロールセンターAPIを使用してテストおよび監視セッションを開始するコンポーネントです。このオーケストレーターは、テストエージェントアクティビティから集計された測定結果も取得します。パフォーマンスKPIはサードパーティのパフォーマンス管理システムによって取得され、イベントはコントロールセンターで設定されたしきい値違反によってトリガーされると、サードパーティの障害管理システムに送信できます。

次の図は、Paragon Active AssuranceがOSSランドスケープで他のサードパーティシステムとどのように相互作用するかを示しています。

• NFVO/サービス オーケストレータ: vTAを導入し、Paragon Active Assuranceをサービスチェーンに設定するようVNFマネージャーに指示します。サービスがアクティブ化されると、オーケストレーターはコントロールセンターに対してAPIを使用して、サービスアクティブ化テストをトリガーし、合格/不合格の結果を取得します。テストに合格すると、オーケストレーターはコントロールセンターに対してAPIを使用して、サービスのアクティブな監視を開始します。監視からのKPIは、オーケストレーターまたは別のパフォーマンス管理プラットフォームによって継続的に取得されます。
• コントロールセンター(G-VNFマネージャー): NFVO またはサービス オーケストレータの指示に従って vTA を展開、拡張、および終了します。
• パフォーマンス管理システムまたはサービス品質管理システム: コントロールセンターAPIを介して、アクティブ監視からKPIを読み取ります。
• 障害管理システム: SLAに違反した場合、コントロールセンターからNETCONF、SNMP、または電子メール通知を受信します。

Paragon Active Assuranceの概念の定義

• テストエージェント: Paragon Active Assuranceシステムで(テストおよびモニター用に)測定を実行するコンポーネントです。テストエージェントは、実際のネットワークトラフィックを生成、受信、分析する機能を備えたソフトウェアで構成されています。
  • このドキュメントで説明するテストエージェントの種類は、ハイパーバイザーにデプロイされた仮想ネットワーク機能(VNF)である 仮想テストエージェント(vTA)です。他のタイプのテストエージェントも存在します。
• 測定タイプ: Paragon Active Assuranceの測定には、 テスト と モニターの2つの基本的なタイプがあります。
  • テスト：テストは 1 つまたは複数のステップで構成され、各ステップの期間が有限です。ステップは順番に実行されます。各ステップでは、複数のタスクを同時に実行する必要があります。
  • モニター： モニターには指定された期間はありませんが、 無期限に実行されます。テストのステップのように、モニターは複数の同時タスクを実行できます。
• テンプレート： Paragon Active Assuranceがオーケストレータによって制御される場合、テストとモニターは常に、テストまたはモニターが定義されているテンプレートを使用して実行されます。パラメーター設定は、実行時にテンプレートへの入力として渡すことができます。

自動化のワークフロー

• デザイン時
• ランタイム