SRX5600 サービスゲートウェイ冷却システムの説明
冷却システムは、次のコンポーネントで構成されています。
ファン トレイ
エア フィルター
冷却システム コンポーネントが協力して、すべてのサービス ゲートウェイ コンポーネントを許容可能な温度範囲に保っています(図 1、図 2、図 3を参照)。このデバイスには、ファン トレイとエア フィルタが 1 つ付き、デバイスの背面に垂直に取り付けます。
ファン トレイには、次の 2 種類があります。
標準容量のファン トレイには、フル スピードで 432 CFM(立方フィート/分)で動作する 6 個のファンが搭載されています。これは、標準容量の電源装置を設置するサービス ゲートウェイに最適です。
大容量ファン トレイには、フル スピードで 579 CFM(立方フィート/分)で動作するファンが 6 個搭載されています。大容量電源を取り付ける場合に必要です。
大容量ファン トレイは、大容量電源および 高密度 SPC の冷却要件を満たします。適切な冷却を行う場合は、アップグレードする必要があります。
シャーシを冷却する吸気口は、エア フィルターの横にあるシャーシ側面にあります。空気をシャーシからファン トレイに向けて引き抜き、システム側から排出されます。電源装置を冷却する吸気口は、クラフト インターフェイス上のデバイス正面に位置します。電源装置の排気は、背面の大型電源に搭載されています。
各ファンには状態を表示する LED があります。ファン LED は、クラフト インターフェイスの上部左に表示されます。

ホスト サブシステムは、サービス ゲートウェイ コンポーネントの温度を監視します。デバイスが正常に動作している場合、ファンは全速度よりも低い速度で動作します。ファンに故障が発生した場合、または周囲温度がしきい値を超えると、残っているファンの速度が温度を許容できる範囲内に保つために自動的に調整されます。周囲の最大温度仕様を超え、システムが十分に冷却できない場合、ルーティング エンジン は各電源装置からの出力電力を無効化してシステムをシャット ダウンします。

