QFX5230-64CD冷却システム
QFX5230-64CD冷却システムの説明
QFX5230-64CDスイッチの冷却システムは、4つのモジュールに8つのファンで構成されています。各ファン モジュールには 2 つのローターが搭載されています。ファン モジュールはホットインサートおよびホットリムーブ可能な FRU で、エアフローの方向と色分けが可能です。各ファンモジュールには、2つの80mm x 86mm逆回転ローターが搭載されています。
QFX5230-64CD のファン モジュールは、ポートから FRU へのエアフローおよび FRU からポートへのエアフロー向けに設計された、ホットリムーブおよびホットインサート可能な FRU です。ファン モジュールには 0 から 3 までの番号が付けられています。各ファン モジュールの高さは 2 U で、ステータスを示す LED が関連付けられています。
ファン モジュール
QFX5230-64CDスイッチは、フロントツーバック(AFO)とバックツーフロント(AFI)の両方のエアーフローを対象としています。スイッチは、次の 2 つのエアーフロー方向のいずれかに注文できます。
エアフローイン - 空気は、背面のFRU(現場交換可能ユニット)の通気口からスイッチに入ります。
エアーフローアウト :空気はポートパネルの通気口からスイッチに入ります。
前面から背面へのエアー フローでは、シャーシの背面に差し込まれたファン モジュールがシステムから空気を吸い出します。吸気口を可能にするために、フロントパネルに通気口が設けられています。背面から前面へのエアーフローについては、シャーシの背面に差し込まれたファン モジュールがシステムに空気を押し込み、フロント パネルにある通気口から空気を排出できます。各ファンモジュール内には、2つの80mm x 86mm逆回転ローターがあります。システムは、単一のローターの故障を処理できます。ファン/ローターにさらに障害が発生すると、スイッチがオーバーヒートし、シャーシアラームがトリガーされ、スイッチがシャットダウンします。
ファンFRU |
説明 | 気流 |
色 |
---|---|---|---|
QFX5230-64CD-ファナオ | エアアウト、ポートからFRUへのエアフロー | フロント - バック | ジュニパーゴールド |
QFX5230-64CD-ファナイ | エア入力、FRUからポートへのエアフロー | 背面 - 前面 | 緑 |

ファンの速度は、内部コンポーネントの温度、光学モジュール、および周囲温度によって異なります。ファンが動作する最大速度は、設定された周囲温度によって異なります。ファンの速度が上がると、ファンが消費する電力も増加します。その結果、温度が高いと、ファンの動作速度が速くなり、シャーシの動作温度を設定された制限内に維持するため、デバイスはより多くの電力を消費します。
ファン モジュールには、エアーフローの方向が異なる 2 つのモデルがあります。
エアフローアウト(AIR OUT)をサポートする QFX5230-64CD スイッチは、ポートパネルの通気口に空気を取り込み、暖められた空気を現場交換可能ユニット(FRU)パネルを通して排出します。このタイプのエアーフローは、 エアフローアウト または ポートからFRU へのエアフローと呼ばれます。エアフローアウトファンは、ゴールドカラーのハンドルにある AIR OUT マークで区別されます。データセンターの導入環境では、スイッチコンポーネントの AIR OUT ラベルがホットアイルの隣にくるようにスイッチを配置します。
エアフローイン(AIR IN)をサポートする QFX5230-64CD スイッチは、現場交換可能ユニット(FRU)パネルの通気口に空気を取り込み、暖められた空気をポートパネルから排出します。このタイプの気流は、 エアフローイン または FRUからポート 気流。ファン内の気流は、 エアイン 緑色のハンドルにマーキング。データセンターの導入では、スイッチを次のような方法で配置します。 エアイン スイッチ コンポーネントのラベルは、コールドアイルの横にあります。シャーシの FRU 側からファン モジュールを取り外して交換します。スイッチは、サーマル シャットダウン前のファン モジュールの交換中、限られた時間(120 秒)動作し続けます。


QFX5230-64CD ファンモジュールLED
次の図は、QFX5230-64CD のファン モジュール LED を示しています。

ファン モジュール LED
通常の動作状態では、ファン モジュールは適度な速度で動作します。シャーシ内の温度センサーが、シャーシ内の温度を監視します。
ファン モジュールに障害が発生した場合、またはシャーシ内部の周囲温度が許容範囲を超えた場合、システムはアラームを発生させます。シャーシ内部の温度がしきい値温度を超えると、システムは自動的にシャットダウンします。