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静電放電による損傷の防止

帯電防止袋に入れられて配送されるデバイスコンポーネントは、静電気による損傷を受けやすい部品です。一部のコンポーネントは、30 Vまで電圧が下がると損なわれる可能性があります。プラスチックや発砲スチロールの梱包材を扱う際や、プラスチックやカーペットの上でコンポーネントを移動する際には常に、損傷の原因となる静電圧が容易に発生する可能性があります。断続的または完全なコンポーネントの故障を引き起こす可能性のある静電気放電(ESD)による損傷の可能性を最小限に抑えるために、次のガイドラインに従ってください。

  • ESDによる損傷を受けやすいコンポーネントを扱う際には、手首用ESDストラップを必ず着用し、ストラップが肌と直に触れていることを確認します。

    接地ストラップがない場合、片方の手で帯電防止袋内のコンポーネントを持ち( 図1を参照)、コンポーネントをデバイスに挿入する直前にもう片方の手で露出しているデバイスのベアメタルに触れます。

    警告:

    安全のため、ESD接地ストラップの抵抗値を定期的に確認してください。測定値は1〜10 モームの範囲でなければなりません。

    Avertissement Par mesure de sécurité, vérifiez régulièrement la résistance du bracelet antistatique.Cette valeur doit être comprise entre 1 et 10 mégohms (Mohms).

  • ESDによる損傷を受けやすいコンポーネントを扱う場合、そのコンポーネントがデバイスから取り外されているときには、手首用ESDストラップの機器の端がシャーシのESDポイントに取り付けられていることを確認してください。

    接地ストラップがない場合、コンポーネントを扱う前に、露出しているデバイスのベアメタルに触れて静電気を放電してください。

  • ESDによる損傷を受けやすいコンポーネントと衣服が接触しないようにしてください。衣服から放出されたESD電圧がコンポーネントを損傷させる場合があります。

  • コンポーネントの取り外しや取り付けの際には、静電防止カードラックや帯電防止袋の中で、必ず、静電防止面上でコンポーネント側が上向きになるようにします( 図1を参照)。返送するコンポーネントは、帯電防止袋に入れてから梱包してください。

    図1:コンポーネントを帯電防止袋 Placing a Component into an Antistatic Bagに入れる
注意:

カテゴリー5eやカテゴリー6などのANSI/TIA/EIA-568ケーブルは静電気を帯びる可能性があります。この静電気を消散させるため、システムに接続する前に必ず、ケーブルを適切で安全なアースに接地してください。

Attention Les câbles ANSI/TIA/EIA-568, par exemple Cat 5e et Cat  6, peuvent emmagasiner des charges électrostatiques.Pour évacuer ces charges, reliez toujours les câbles à une prise de terre adaptée avant de les raccorder au système.