MX10004スイッチファブリックボード
概要 MX10004 SFB(スイッチ ファブリック ボード)は、ルーターのスイッチ ファブリックを形成します。
MX10004スイッチファブリックボードの説明
SFB(スイッチ ファブリック ボード)は、MX10004のスイッチ ファブリックを作成します。各 MX10004 3 個から 6 個の SFB が、前面のライン カードと RCB、および背面のファン トレイの間に、シャーシの中央側に垂直に設置されます。
ZF ASICベースのJNP10004-SF2 SFBは、2.4Tbps、480Gbps、9.6Tbpsのスループットでカスタムシリコンラインカードにファブリック相互接続を提供するMX10004スイッチングプレーンを構成しています。各SFBには、4つのラインカードの1つに対応する4つのコネクタがあります( 図1を参照)。
MX10004 は 6 つの SFB をサポートしています。 使用するラインカードのタイプに応じて、ファブリックカードの冗長性(5+1)がある場合と、冗長性がない場合があります。
ハイパーモードは、JNP10004-SF2 SFB のデフォルトの転送モードです。
表1 にJNP10004-SF2 SFBの仕様を示します。
仕様 |
JNP10004-SF2 |
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オペレーティング システム |
Junos OS リリース 22.3R1 以降 |
サポートされているライン カード |
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最大スループットに必要な SFB の数 |
インストールされているラインカードに基づきます。
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スイッチング性能 |
6 つの SFB をすべて取り付けた場合、搭載しているラインカードに基づくと、MX10004の正味スイッチング容量は 38.4 Tbps になります。 |
高さ |
9.43インチ(23.95センチ) |
幅 |
1.77インチ(4.48センチ) |
深さ |
13.4インチ(34.6センチ) |
重量 |
3.6 kg(8 ポンド) |
SFB は、ホットリムーブおよびホットインサート可能な現場交換可能ユニット(FRU)です。これらは、ルータ シャーシの外側からは見えません。SFB を表示するには、ファン トレイの 1 つを取り外す必要があります。SFB には、左から右の SFB0 から SFB5 までの番号が付けられています。 図2を参照してください。
1
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ファントレイコントローラ |
2
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スイッチ ファブリック ボード |