最初に ACX2200 ルーターを設定する
ACX2200ルーターは、Junos OSが事前にインストールされており、ルーターの電源を入れると設定できる状態で出荷されます。1つの4 GB内部NANDフラッシュメモリデバイスは、2つのパーティション(da0s1
および da0s2
)に分割されます。1つのパーティションがアクティブなパーティションとしてマークされ、もう一方のパーティションは代替パーティションとして機能します。NANDフラッシュ デバイスは、ハードドライブとして動作します。フロント パネルの 2 つの USB ポートは、代替ブート デバイスとしても機能する USB ストレージ デバイス(usb0
および usb1
)を受け入れます。
ルーターが起動すると、最初にUSBフラッシュ メモリ デバイスでイメージの起動を試みます。USBフラッシュ・メモリ・デバイスがルーターに挿入されていない場合、またはその試みが失敗した場合、ルーターは次にNANDフラッシュ・デバイス上のアクティブなパーティションを試し、NANDフラッシュ・デバイス上の代替パーティションを試みます。
ルーターを設定するには、フロント パネルの CONSOLE/AUX ポートに接続されたコンソール デバイス、またはフロント パネルのルーティング エンジン MGMT ポートに接続されたネットワークへの telnet 接続を介して、Junos OS コマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドを発行します。
ルーターを設定する前に、以下の情報を収集します。
ルーターがネットワークで使用する名前
ルーターが使用するドメイン名
イーサネット インターフェイスの IP アドレスとプレフィックス長情報
デフォルト ルーターの IP アドレス
DNS サーバーの IP アドレス
root ユーザーのパスワード
この手順は、ルーターをネットワークに接続しますが、トラフィックの転送を有効にしません。ルーターによるトラフィック転送の有効化に関する詳細(例を含む)については、Junos OS 設定ガイドを参照してください。
ソフトウェアを設定するには: