EX8216 スイッチへの RE モジュールの設置
EX8216 スイッチに 1 つまたは 2 つのルーティング エンジン(RE)モジュールを設置できます。RE モジュールは RE0 および RE1 とラベルされているスロットのシャーシの前面に水平に設置します。EX8216 スイッチのスロット番号を参照してください。
![]() | 注: 冗長性のために 2 つの RE モジュールを設置することを推奨します。1 つの RE モジュールのみを設置する場合は、スロット RE0 に設置することを推奨します。 |
![]() | 注意: RE モジュールをエジェクタ レバーを使用して持ち上げないで下さい。レバーはモジュールの重量をサポートできません。レバーでモジュールを持ち上げると、レバーが曲がる場合があります。曲がったレバーは、RE モジュールが正しくシャーシに収まることを妨げます。 |
EX8216 スイッチに RE モジュールの設置を開始する前に、以下のことを行います。
- 静電放電(ESD)ダメージを防ぐ方法について理解していることを確認します。EX シリーズ スイッチの静電破壊の防止を参照してください。
RE モジュールを設置するには、次の部品と工具が利用可能であることを確認します。
- 静電気放電 (ESD) 接地ストラップ
- Phillips プラスねじ回し、2 号
EX8216 スイッチに RE モジュールを設置するには、以下の手順で行います(図 1を参照してください)。
- 静電気放電(ESD)接地ストラップを手首に直に装着し、シャーシの ESD ポイントの 1 つにストラップをつなぎます。
- リード、ピン、またはハンダ接続部に触れないように注意して、RE モジュールをバッグから取り出します。
- 両方のエジェクタ レバーを最大限まで外側に引っ張り、RE モジュールのフェースプレートから離します。
- スロットにカバー パネルがついている場合は、Phillips プラスねじ回し 2 号を使用して、カバー パネルの片側にある 2 本のねじを反時計方向に回して、カバー パネルを取り外します。今後の使用のために、カバー パネルは保管します。
- RE モジュールの両側をシャーシの内部のガイドに慎重に合わせます。
- RE モジュールが正しく整列していることが確認できたあとに、抵抗を感じるまでモジュールをシャーシの中に注意深く挿入します。
- レバーがフェースプレートと向かい合い、完全にかみ合うまで、RE モジュールのフェースプレートに向かって両方のエジェクタ レバーを押します。
- Phillips プラスねじ回し 2 号を使用して、RE モジュールの各側に 1 本づつねじを時計回りに回して締めます。RE モジュールがシャーシに完全に収まっていることを確認します。電源を入れるには、完全に挿入されていなければなりません。
- RE モジュールが正しく設置されていて、正常に機能していることを RE モジュールのフェースプレートにある
LED をチェックして確かめます。ON LED および ST LED は、RE モジュールが設置された後の数分間緑に点灯します。
ON LED が点灯していない場合は、設置されている電源装置が十分であるかを確認します。EX8216 スイッチの電力要件の計算を参照してください。さらに電源装置が必要な場合は、追加の電源装置を設置します。EX8200 スイッチへの AC 電源装置の設置またはEX8200 スイッチへの DC 電源装置の設置を参照してください。スイッチに十分な電源装置がある場合は、RE モジュールを取り外して、再度設置します。EX8216 スイッチからの RE モジュールの取り外しを参照してください。
ST LED が黄色に点灯していると、RE モジュールは故障しています。モジュールを取り外し、新しい RE モジュールを設置します。EX8216 スイッチからの RE モジュールの取り外しを参照してください。
図 1: EX8216 スイッチへの RE モジュールの設置
