EX4550 スイッチに拡張モジュールを取り付ける
EX4550 スイッチの 8 ポート SFP+ 拡張モジュール、8 ポート 10GBASE-T 拡張モジュール、および 2 ポート QSFP+ 拡張モジュールは、ホットリムーブやホットインサートが可能なフィールド交換可能ユニット(FRU)です。スイッチの電源をオフにしたり、スイッチ機能を中断したりすることなく取り外しや交換が可能です。
EX4550 スイッチ シャーシのフロント パネルとリア パネルのそれぞれのモジュール スロットに 1 つずつ、最大 2 つの拡張モジュールを取り付けることができます。
![]() | Note: スイッチに拡張モジュールを取り付けたり、既存の拡張モジュールを交換したりすると、スイッチで拡張モジュールのポートが検出されます。 これらのポートにトランシーバが取り付けられている場合、スイッチにより必要なインターフェイスが作成されます。 |
スイッチに拡張モジュールを取り付ける前に、静電放電損傷(ESD)を防ぐために必要な予防措置を必ず取ってください(静電放電損傷の予防 を参照)。
次の部品と工具が揃っていることを確認します。
- ESD 接地ストラップ。 接地ストラップが使用できない場合は、次の手順 1 に記載されている代わりの接地方法に従います。
- プラスねじ回し、2 号
- 静電気放電(ESD)接地ストラップを手首に直接装着し、シャーシの ESD ポイントにストラップをつなぎます。
接地ストラップが使用できない場合は、帯電防止袋に入れた拡張モジュールを片手に持ち、もう一方の手でスイッチの露出した金属の部分を触って、自分自身とコンポーネントを接地します。
- モジュール スロットにカバー パネルが付いている場合は、ねじ回しを使ってカバー パネルを外し、後で使えるように保管しておきます。
- モジュール コンポーネント、ピン、リード、またはハンダ接続部に触れないように注意して、拡張モジュールを袋から取り出してください。
- 指を使い、拡張モジュールの正面フェースプレートの拘束ねじを緩めます。 拘束ねじを指で緩めることができない場合は、ねじ回しを使ってください。
- 両手を使って、空のスロットに拡張モジュールを入れ、完全に収まるまでゆっくりと挿入します。
Note: 拡張モジュールを取り外した後で拡張モジュールを取り付けるには、少なくとも 5 秒待ってから取り付けてください。 5 秒待たないと、拡張モジュールのインターフェイスが起動しないことがあります。
- 指またはねじ回しで拘束ねじを締めます。 ST LED が緑になると、拡張モジュールは使用可能です。
Figure 1 は、EX4550-32F スイッチのフロント パネルへの SFP+ 拡張モジュールの取り付け方法を示しています。
Figure 1: EX4550-32F スイッチに SFP+ 拡張モジュールを取り付ける

Figure 2 は、EX4550-32T スイッチのフロント パネルへの 10GBASE-T 拡張モジュールの取り付け方法を示しています。
Figure 2: EX4550-32T スイッチに 10GBASE-T 拡張モジュールを取り付ける

Figure 3 は、EX4550-32T スイッチのフロント パネルへの QSFP+ 拡張モジュールの取り付け方法を示しています。
Figure 3: EX4550-32T スイッチに QSFP+ 拡張モジュールを取り付ける

![]() | Note: Juniper J-Care サービス契約をしている場合は、ハードウェア コンポーネントの追加、変更または更新を https://www.juniper.net/customers/csc/management/updateinstallbase.jsp で登録してください。 この登録をしていただかないと、部品の交換が必要な場合に、著しい遅れが発生することになります。 このことは、電源タイプの変更や新しいタイプの拡張モジュールの追加にも適用されます。 同じタイプのコンポーネントの交換につきましては、対象外となります。 |