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    EX4550 スイッチの LCD パネル

    EX4550 スイッチの LCD パネルには、最大 16 文字のテキストが 2 行表示されます。 LCD パネルには、スイッチに関するさまざまな情報と、初期設定や再起動等の基本操作に関するメニューが表示されます。

    LCD パネルの右には [Menu] と [Enter] の 2 つのナビゲーション ボタンがあります。

    Figure 1 を参照してください。

    Figure 1: EX4550 スイッチの LCD パネル

    EX4550 スイッチの LCD パネル

    LCD パネルの 1 行目のテキストにはスイッチの基本情報が、2 行目のテキストには LCD パネルで選択されたモードに関する情報が表示されます。 LCD パネルの 2 行目のテキストにカスタム メッセージを表示するように、設定できます。 LCD パネルを設定して、カスタム メッセージを表示する場合、[Menu] ボタンと [Enter] ボタンは無効化されます。 EX シリーズ スイッチで LCD パネルを構成する(CLI 手順) を参照してください。

    LCD パネルにはバックライトがついています。 LCD パネルが 60 秒間アイドル状態の場合、バックライトが消えます。 [Menu] ボタンまたは [Enter] ボタンを 1 回押すと、バックライトがオンになります。 バックライトがオンの状態で、[Menu] ボタンを押して LCD パネルのメニューを切り替えたり、[Enter] ボタンでメニューのオプションを移動できます。

    Note: J-Web インターフェイスのシャーシ ビューアでも LCD パネルが表示されます。 J-Web インターフェイスから、LCD パネルのリアルタイムなステータス情報を見ることができます。 EX シリーズ スイッチのダッシュボード を参照してください。

    本トピックでは、以下について説明しています。

    LCD パネルのモード

    LCD パネルは、起動、アイドル、ステータス、保守の 4 つのモードで動作します。

    LCD パネルの 1 行目には、すべてのモードのスロット番号、スイッチの役割、ホスト名が表示されます。

    スタンドアロンの EX4550 スイッチでは、スロット番号は常に 00、役割は常に RE です。

    バーチャル シャーシのメンバーである EX4550 スイッチの場合、LCD パネルの 1 行目には常に以下が表示されます。

    • スロット番号(バーチャル シャーシ メンバーのメンバー ID)
    • バーチャル シャーシにおけるスイッチの役割(マスターは RE、バックアップは BK、ラインカード メンバーは LC
    • ホスト名

    スイッチの再起動中は、LCD パネルは起動モードで動作します。 起動モードでは、LCD パネルの 2 行目に、スイッチの起動プロセスの主な行程が表示されます。 起動モードにはメニュー オプションがありません。 起動プロセスが完了すると、LCD パネルは自動的にアイドル(IDLE)メニューに戻ります。

    アイドル モードでは、LCD パネルのテキストの 2 行目に、ネットワーク ポートのステータス LED のモードと、シャーシ アラームの数が表示されます。 アラームの数は毎秒単位で更新されます。

    ステータス モードでは 2 行目に以下が表示されます。

    • バーチャル シャーシ ポート(VCP)の状態
    • 電源のステータス
    • ファン モジュールの状態とシャーシの温度
    • スイッチにロードされている EX シリーズ向け Junos OS のバージョン

    保守モードでは 2 行目に以下のいずれかのオプションが表示されます。これらはスイッチの設定やトラブルシューティングに使用します。

    • System halt
    • System reboot
    • Load rescue
    • Request VC port
    • Factory default
    • EZSetup

    LCD パネルのメニュー

    LCD パネルには、[Idle]、[Status]、および [Maintenance] のメニューがあります。 [Menu] ボタンを押して LCD パネルのメニューを切り替え、[Enter] ボタンでメニューのオプションを移動することができます。

    Table 1は LCD パネルのメニューについて説明しています。

    Table 1: EX4550 スイッチの LCD パネルのメニュー オプション

    メニュー ラベル

    説明

    IDLE(アイドル)

    [Idle] メニューでは、以下を行います。

    • [Enter] を押して、ポート ステータスのインジケータであるステータス LED モードを繰り返し表示します。
      • ADM(管理ステータス)
      • DPX(二重)
      • SPD(速度)

      ステータス LED モードについてはEX4550 スイッチのネットワーク ポートおよび拡張モジュール ポート LED を参照してください。

    • [Idle] メニューを終了して [Status] メニューに進むには [Menu] ボタンを押します。

    STATUS(ステータス)

    [Status] メニューで [Menu] を押すたびに、次の情報が順番に表示されます。

    • VCP の状態:アップまたはダウン

      スイッチのフロント パネルに装着されているバーチャル シャーシ モジュールの VCP の状態が表示された後に、リア パネルに装着されているバーチャル シャーシ モジュールの VCP の状態が表示されます。

    • 電源の状態:OK、Failed(エラー)、Absent(なし)
    • ファンの状態と温度の状態
      • ファンの状態:OK、Failed(エラー)、Absent(なし)
      • 温度の状態:OK、High(高)、Shutdown(シャットダウン)
    • スイッチにロードされている EX シリーズ向け Junos OS のバージョン
    • EXIT STAT MENU?

      次の中から 1 つを選択します。

      • [Status] メニューを終了し、[Maintenance] メニューに進むには、[Enter] を押します。
      • もう一度 VCP ステータスを表示するには、[Menu] を押します。

    LCD パネルの [Status] メニューあるいは [Status] メニューのオプションを無効化できます。 EX シリーズ スイッチで LCD パネルを構成する(CLI 手順)を参照してください。

    MAINT([Maintenance] メニュー)

    [Maintenance] メニューには、スイッチの設定やトラブルシューティング用のオプションが用意されています。

    • SYSTEM HALT?—次の中から 1 つを選択します。
      • スイッチを停止するには [Enter] を押します。 [Enter] をもう一度押して停止を続行します。
      • [Maintenance] メニューの次のオプションに進むには [Menu] を押します。
    • SYSTEM REBOOT?—次の中から 1 つを選択します。
      • スイッチを再起動するには [Enter] を押します。 [Enter] をもう一度押して再起動を続行します。
      • [Maintenance] メニューの次のオプションに進むには [Menu] を押します。
    • LOAD RESCUE?—次の中から 1 つを選択します。
      • スイッチを前の有効な構成にロールバックするには [Enter] を押します。 [Enter] をもう一度押してロールバックを続行します。
      • [Maintenance] メニューの次のオプションに進むには [Menu] を押します。
    • REQUEST VC PORT?—次の中から 1 つを選択します。
      • 拡張モジュール ポートまたはネットワーク ポートを VCP に設定する、あるいは VCP をスイッチの構成から削除する場合は、[Enter] ボタンを押します(VCP を削除すると、ポートは拡張モジュール ポートまたはネットワーク ポートにリセットされます)。
      • [Maintenance] メニューの次のオプションに進むには [Menu] ボタンを押します。
    • FACTORY DEFAULT?—次の中から 1 つを選択します。
      • スイッチを工場出荷時のデフォルト構成に復元するには [Enter] を押します。 [Enter] をもう一度押して復元を続行します。 LCD パネルで成功またはエラーのメッセージが点滅した後、[Idle] メニューが表示されます。
      • [Maintenance] メニューの次のオプションに進むには [Menu] を押します。
    • ENTER EZSETUP?—次の中から 1 つを選択します。
      • EZSetup を起動するには [Enter] を押します。 [Enter] をもう一度押して起動を続行します。

        EZSetup では DHCP を設定し、スイッチ上で J-Web ユーザー インターフェイスを有効化します。 LCD パネルで成功またはエラーのメッセージが約 10 秒間点滅した後、[Idle] メニューが表示されます。

        Note: EZSetup オプションは、工場出荷時のデフォルト構成のスタンドアロン スイッチでのみ使用できます。

        EZSetup については、EX シリーズ スイッチの接続と構成(J-Web 手順) を参照してください。

      • [Maintenance] メニューの次のオプションに進むには [Menu] を押します。
    • EXIT MAINT MENU?—次の中から 1 つを選択します。
      • [Maintenance] メニューを終了するには、[Enter] を押します。
      • SYSTEM HALT? オプションに戻るには [Menu] を押します。

    LCD パネルの [Maintenance] メニューあるいは [Maintenance] メニューのオプションを無効化できます。 X シリーズ スイッチで LCD パネルを構成する(CLI 手順) を参照してください。

    Published: 2014-04-14