PTX1000 DC 電源に関する説明
PTX1000 の DC 電源( 図 1 および 図 2を参照)は、ホットリムーブ可能、ホットインサート可能な FRU(フィールド交換可能ユニット)です。ルーターの電源をオフにしたり、ルーティング機能を停止したりすることなく取り付けが可能です。PTX1000 には電源が 4 個あります。
![]() | 注意: 同じシャーシ内で AC 電源と DC 電源を同時に使用しないでください。 |
図 1: PTX1000 FRU パネル

1 — 電源(4) | 2 — ファン モジュール(3) |
図 2: PTX1000 の DC 電源

1 — 状態 LED | 3 — ハンドル |
2 — イジェクタ レバー |
各 1600 W 電源に DC 入力端子が 1 つあります。電源の出力は 12-VDC で、待機電圧は 12 VDC です。PTX1000 には、ルーターの全コンポーネントの電力供給に必要な数の 2 倍の電源が用意されています。これを 2N 冗長化と呼びます。PTX1000 に 4 個すべての電源装置を取り付けて、電源に接続すると、ルーターは完全な電源冗長化となります。電源装置のいずれかで故障が発生するか、電源装置を取り外した場合、別の電源装置が中断することなく電気負荷のバランスをとります。
電源装置内のファンはポートから FRU への方向に気流を作ります。これを AFO(排気)と呼びます。電源に AFO のラベルが付いている場合、またはハンドルが金色の場合、ポートから FRU 方向への気流であることを示します。
![]() | 注意: 電気によるけがを防止するために、「 DC 電源と PTX1000 の接続」、「 PTX1000 に電源装置を取り付ける」、「 PTX1000 から電源装置を取り外す」のインストラクションに注意しながら従ってください。 |
![]() | 注: 施設の 48-VDC DC 電源には、定格 40 A(–48 VDC)以上、または地域の法規に準拠したサーキット ブレーカーを装備することを推奨します。 |
![]() | 注: 電源システム冗長化の詳細については、「 PTX1000 コンポーネントの冗長化」を参照してください。 |