EX4300 スイッチからアップリンク モジュールを取り外す
EX4300 スイッチのアップリンク モジュールは、ホットリムーブやホットインサートが可能なフィールド交換可能ユニット(FRU)です。スイッチの電源をオフにしたり、スイッチ機能を中断したりすることなく取り外しや交換が可能です。
スイッチからアップリンク モジュールを取り外す前に、以下のことを行います。
- 静電放電損傷(ESD)を防ぐために必要な予防措置を必ず取ってください(静電放電損傷の予防 を参照)。
- トランシーバがアップリンク モジュールに取り付けられている場合は、アップリンク モジュールを取り外す前にトランシーバを取り外します。 トランシーバの取り外し方法については、EX シリーズ スイッチからトランシーバを取り外す を参照してください。
次の部品と工具が揃っていることを確認します。
- ESD 接地ストラップ
- プラスねじ回し、2 号
- 交換用アップリンク モジュールまたはカバー パネル
- 帯電防止袋または静電防止マット
![]() | 注意: シャーシの過熱や埃がたまるのを防ぐため、交換用のアップリンク モジュールまたはカバー パネルを空のモジュール スロットに取り付けておくことをお勧めします。 |
スイッチからアップリンク モジュールを取り外すには、次の手順に従います(図 53 を参照)。
- 静電気放電(ESD)接地ストラップを手首に直接装着し、シャーシの ESD ポイントにストラップをつなぎます。
- 指を使い、アップリンク モジュールのフェースプレートの拘束ねじを緩めます。 拘束ねじを指で緩めることができない場合は、ねじ回しを使ってください。
- 両方のイジェクタ ハンドルを持ち、アップリンク モジュールをゆっくりとモジュール スロットから引き出します。
- アップリンク モジュールを帯電防止袋に入れるか、平らで安定した面の上に敷いた静電防止マットの上に置きます。
- アップリンク モジュールを交換しない場合は、スロットにカバー パネルを入れてください。
注: アップリンク モジュールを取り外した後でアップリンク モジュールを取り付けるには、少なくとも 5 秒待ってから取り付けてください。 5 秒も経たずに取り付けた場合、アップリンク モジュールのインターフェイスが起動しないことがあります。
図 53 は、EX4300 スイッチから SFP+ アップリンク モジュールを取り外す方法を示しています。
図 53: EX4300 スイッチから SFP+ アップリンク モジュールを取り外す
