EX4300 スイッチにアップリンク モジュールを取り付ける
SFP+ アップリンク モジュールは、EX4300 スイッチのフロント パネルに取り付けることができます。 EX4300 スイッチのアップリンク モジュールは、ホットリムーブやホットインサートが可能なフィールド交換可能ユニット(FRU)です。スイッチの電源をオフにすることなく取り外しや交換が可能です。
![]() | 注: 次の場合、パケット転送エンジン プロセス(pfem)が再始動して、トラフィックの損失が生じます。
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![]() | 注: バーチャル シャーシ ポート(VCP)としてアップリンク モジュール ポートを設定した場合は、アップリンク モジュールを取り外すと設定はなくなります。 モジュールを交換した後に、VCP としてポートを初期化しなければなりません。 EX2200、EX3300、または EX4200 スイッチでアップリンク ポートをバーチャル シャーシ ポートとして設定する(CLI 手順) を参照してください。 |
スイッチにアップリンク モジュールを取り付ける前に、以下のことを行います。
- ESD による損害を防ぐために必要な予防措置を必ず取ってください(静電放電損傷の予防 を参照)。
次の部品と工具が揃っていることを確認します。
- 静電気放電(ESD)接地ストラップ(接地ストラップが使用できない場合は、次の手順の 1 番目に記載されている代替の取り付け方法に従います。)
- プラスねじ回し、2 号
スイッチにアップリンク モジュールを取り付けるには、次の手順を行います(図 38 を参照)。
- 静電気放電(ESD)接地ストラップを手首に直接装着し、シャーシの ESD ポイントにストラップをつなぎます。
接地ストラップが使用できない場合は、帯電防止袋に入れたアップリンク モジュールを片手に持ち、もう一方の手でスイッチの露出した金属の部分を触って、自分自身とコンポーネントを接地します。
- アップリンク モジュール スロットにカバー パネルがある場合は、アップリンク モジュールのフェースプレートにある両方の拘束ねじを指で緩めます。
拘束ねじを指で緩めることができない場合は、ねじ回しを使ってください。 両方の拘束ねじを持って、ゆっくりと外へ引き出します。カバー パネルを外して、後で使えるように保管しておきます。
注: アップリンク モジュールを取り外し、別のアップリンク モジュールを取り付ける場合は、アップリンク モジュールを取り外してから、少なくとも 10 秒待った後に、新しいまたは同じアップリンク モジュールを取り付けます。 10 秒も経たずに取り付けた場合、アップリンク モジュールのインターフェイスが表示されないことがあります。
- モジュール コンポーネント、ピン、リード、またはハンダ接続部に触れないように注意して、アップリンク モジュールを袋から取り出してください。
注意: スイッチ シャーシのスロットにアップリンク モジュールを挿入する前に、アップリンク モジュールが正しく整列していることを確認します。 不均等に並んでいると、ピンが曲がり、アップリンク モジュールを使用できなくなります。
- 両手を使用して、空のスロットにモジュールを入れ、完全に収まるまでゆっくりとスライドします。
- 指またはねじ回しで両方の拘束ねじを締めます。
図 38: EX4300 スイッチにアップリンク モジュールを取り付ける

![]() | 注: Juniper J-Care サービス契約をしている場合は、ハードウェア コンポーネントの追加、変更または更新を https://www.juniper.net/customers/csc/management/updateinstallbase.jsp で登録してください。 この登録をしていただかないと、部品の交換が必要な場合に、著しい遅れが発生することになります。 このことは、電源タイプの変更や新しいタイプのアップリンク モジュールの追加にも適用します。 同じタイプのコンポーネントの交換につきましては、対象外となります。 |