EX シリーズ スイッチにトランシーバを取り付ける

EX シリーズ スイッチのトランシーバは、ホットリムーブやホットインサートが可能なフィールド交換可能ユニット(FRU)です。スイッチの電源をオフにしたり、スイッチ機能を中断したりすることなく取り外しや交換が可能です。

注: トランシーバを挿入したり、メディア タイプの構成を変更したりした後は、インターフェイスに操作コマンドが表示されるまで 6 秒間待ってください。

EX シリーズ スイッチには、ジュニパーネットワークスから購入した光トランシーバおよび光コネクタのみを使用してください。

注: EX3200 スイッチで、1 ギガビットのアップリンク モジュール ポートにトランシーバを取り付ける場合は、最後の 4 つの内蔵ポートに対応する 1 つのネットワーク ポートが無効になります。 たとえば、トランシーバを 1 ギガビットのアップリンク モジュールのポート 2(ge-0/1/2)に取り付ける場合は、内蔵のポート 23(ge-0/0/22)が無効になります。 無効にされたポートは show interface コマンドの出力にリストされません。

EX シリーズ スイッチにトランシーバを取り付ける前に、レーザーの安全な取り扱いに関して必要な予防措置を必ず取ってください(EX シリーズ スイッチのレーザーおよび LED の安全に関するガイドラインと警告 を参照)。

トランシーバをカバーするゴム製安全キャップが利用可能なことを確認します。

図 39 は、SFP トランシーバの取り付け方法を示します。 この手順は、すべてのトランシーバ タイプにおいて同じです。

EX シリーズ スイッチにトランシーバを取り付けるには、次の手順に従います。

注意: トランシーバへの静電放電損傷(ESD)を防ぐために、トランシーバの端にあるコネクタ ピンは触らないでください。

  1. トランシーバを袋から取り出します。
  2. トランシーバがゴム製安全キャップで覆われているかどうかを確認します。 そうでない場合は、ゴム製安全キャップでトランシーバを覆います。

    警告: ケーブルを挿入したり取り外したりする以外は、光ファイバー トランシーバのカバーを取ったままにしないでください。 ゴム製安全キャップは、ポートが汚れるのを防ぎ、レーザー光線への偶発的な被爆を防ぎます。

  3. トランシーバを取り付けたいポートがダスト カバーで覆われている場合は、ダスト カバーを取り外し、後ほどカバーが必要なときのために保管します。 トランシーバをホットスワップする場合は、トランシーバを取り外した後に少なくとも 10 秒待ってから新しいトランシーバを取り付けます。
  4. 両手を使用して、空のポートにトランシーバを注意深く取り付けます。 コネクタはスイッチ シャーシと向かい合わせにします。

    注意: トランシーバをポートにスライドさせて入れる前に、トランシーバの位置が合っていることを確認します。 不均等に並んでいると、ピンが曲がり、トランシーバが使用できなくなります。

  5. トランシーバが完全に収まるまで、ゆっくりと挿入します。 CFP トランシーバを取り付ける場合は、トランシーバの拘束ねじを指で締めます。
  6. ケーブルをコネクタに接続する準備ができたら、ゴム製安全キャップを取り外します。

    警告: 光ファイバー トランシーバの内部または光ファイバー ケーブルの端を直接のぞかないでください。 光ファイバー トランシーバおよびトランシーバに接続された光ファイバー ケーブルは、目を傷つける可能性があるレーザー光線を放射します。

図 39: EX シリーズ スイッチにトランシーバを取り付ける

EX シリーズ
スイッチにトランシーバを取り付ける

関連項目