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PTX1000 パケット トランスポート ルーターに関する説明

ジュニパーネットワークス PTX1000 パケット トランスポート ルーターは、10 Gbps、40 Gbps、100 Gbps のポート速度をコンパクトな 2U 筐体でサポートする固定構成タイプのルーターです。サービス プロバイダは、このルーターを使用して、ピアリング ポイントをネットワーク全体に組織的に分散できます。

システム アーキテクチャでは、制御操作とパケット転送操作を明確に分離しています。このような設計により、PTX1000 では処理およびトラフィックのボトルネックが解消し、高パフォーマンスが実現します。

  • 制御操作を実行するのはルーティング エンジンです。このルーティング エンジンは、Junos OS(ジュニパーネットワークス Junos オペレーティング システム)を実行します。ルーティング エンジンは、ルーティング プロトコル、トラフィック エンジニアリング、ポリシー、ポリシー実行、監視、設定管理を処理します。Junos OS は、PTX1000 ルーターに内蔵された 32 GB(ギガバイト) M.2 SATA SSD(ソリッド ステート ドライブ)2 基にインストールされます。ルーティング エンジンは、2.5 GHz クワッド コア Intel CPU および 32 GB の SDRAM によって拡張されています。
  • 転送操作を実行するのはパケット転送エンジンです。パケット転送エンジンには、ジュニパーネットワークスが設計した ASIC が組み込まれています。カスタムの ExpressPlus ASIC により PTX1000 は最大 2.88 Tbps(テラビット/秒)の転送容量を実現します。ExpressPlus ASIC は HMC(ハイブリッド メモリ キューブ)に接続されます。高い効率性を発揮するこのメモリ モジュールが、パケット バッファリング、VOQ(仮想出力キュー)メモリ、論理システムの拡張性向上を実現します。

ヒント: PTX シリーズ ルーターでサポートされる機能の詳細については、「 Feature Explorer(機能について)」を参照してください。

ポート パネルと管理パネル

PTX1000 のポート パネルには、72 個のネットワーク ポートとポート LED があります。PTX1000 の管理パネルには、コンソール ポートと管理ポート、リセット ボタン、システム ステータス LED、クロッキング ポート、USB ポートがあります。 図 1 は、PTX1000 のポート パネルと管理パネルを示しています。

図 1: PTX1000 のポート パネルと管理パネル

PTX1000 のポート パネルと管理パネル
  1
ポート パネル
  2
管理パネル

ポート パネル上にある 72 個の各ネットワーク ポートは QSFP+(クワッド スモール フォームファクター プラガブル プラス)トランシーバをサポートし、デフォルトでは、4 個のチャネライズド 10 ギガビット イーサネット インターフェイスとして設定されています(最大 288 個の 10 ギガビット イーサネット ポートに対応)。72 個の各ポートは、40 ギガビット イーサネット インターフェイスとして設定できます。さらに、72 個のネットワーク ポートのうち 24 個は、100 ギガビット イーサネット インターフェイスとして設定できます。 表 1 に、PTX1000 でサポートされる各インターフェイス タイプの最大ポート数を示します。

表 1: インターフェイスの各速度でサポートされる最大ポート数

インターフェイス タイプ

サポートされる最大ポート数

10 ギガビット イーサネット

288

40 ギガビット イーサネット

72

100 ギガビット イーサネット

24

注: PTX1000 のライセンス モデルを 1 つ購入すると、72 個のネットワーク ポートのうち 18 個をご利用いただけます。18 個のポートは、任意の組み合わせで、最大 72 個の 10 ギガビット イーサネット インターフェイス、18 個の 40 ギガビット イーサネット インターフェイス、6 個の 100 ギガビット イーサネット インターフェイスのいずれにも使用できます。追加のライセンスをご購入いただくと、残りのネットワーク ポートも利用できます。ライセンス 1 つにつき、合計 72 個のネットワーク ポートのうち 18 個を追加でご利用いただけます。

PTX1000 の管理には Junos OS CLI を使用します。Junos OS CLI には、管理パネルのコンソール ポートおよびアウトオブバンド管理ポートからアクセスできます。さらに、管理パネルには、マイナー アラームやメジャー アラームなどルーターの問題を警告するシステム ステータス LED、外部クロック同期ポート、ソフトウェアのインストールとリカバリーをサポートする USB ポートもあります。

ポートおよび管理パネルの詳細については、「 PTX1000 ポート パネル 」および「 PTX1000 管理パネル」を参照してください。

FRU パネル

PTX1000 の FRU(フィールド交換可能ユニット)パネルには、PTX1000 のファン モジュールと電源装置があります。 図 2 は、PTX1000 FRU パネルを示しています。

図 2: PTX1000 FRU パネル

PTX1000 FRU パネル
  1
電源(4)
  3
ESD ポイント
  2
ファン モジュール(3)
 

PTX1000 の冷却システムは、80 W のファン モジュール 3 個と電源装置に内蔵されたファンで構成されます。ファン モジュールは、フル スピードでは 150 CFM(立方フィート/分)で動作します。各ファン モジュールはデュアル反転ファンを装備しています。ファン モジュールはホットスワップ対応です。つまり、ファン モジュールを交換する場合にルーターの電源を切ったり、ルーティング機能を停止したりする必要はありません。

PTX1000 冷却システム内では、冷気がポート パネルの通気口から入り、熱気は FRU パネルから排出されます。この種の気流を、 排気 または ポートから FRU 方向への気流と呼びます。

PTX1000 には 1600 W 電源が 4 個あり、設定に応じて AC 電源または DC 電源として使用できます。各電源の出力は 12-VDC で、待機電圧は 12 VDC です。電源装置はホットスワップ対応です。つまり、電源装置を交換する場合にルーターの電源を切ったり、ルーティング機能を停止したりする必要はありません。

FRU パネルのコンポーネントの詳細については、「 PTX1000 冷却システムに関する説明」、 PTX1000 AC 電源に関する説明、「 PTX1000 DC 電源に関する説明」を参照してください。

Modified: 2017-10-29