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2016

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ジュニパーネットワークスのグローバル調査で、企業の経営幹部が
「デジタル・ディスラプション」に備えていないことが明らかに

― NFV技術とSDN技術のメリットが実証された一方で、
スキルギャップの深刻化による課題が浮上 ―

ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、2,700人以上のITおよびビジネスの意思決定者を対象に実施したグローバル調査の結果を発表しました。それによると、企業は今後避けることのできない「デジタル・ディスラプション(デジタル時代の創造的破壊)」に対して備えていないことが判明しました。

今回のグローバル調査は、ジュニパーネットワークスが米国市場調査会社のWakefield Researchに委託して実施したものであり、米国、中国、オーストラリア、日本、インド、英国、ドイツ、フランスの2,704人から回答を得ました。日本では、200人のITの意思決定者と、100人のビジネスの意思決定者を含む、合計300人を対象にサンプル抽出されました。今回の調査で特筆すべき点は以下のとおりです。

  • ITと経営幹部の間に継続的に見られる乖離

  • すでに一部の業界で起きているデジタル・ディスラプションに対して、企業がどれほど備えているのか、もしくは備えていないのかについての実態

  • ビジネスの俊敏性を高めて、ディスラプション(創造的破壊)に先手を打つための、自動化への投資のメリット

やがて起こるディスラプションに向けて、現在と将来のIT責任者を備えさせる

回答者の半数以上にも上る、IT の意思決定者の55%、ビジネスの意思決定者の51%が、今後2年以内に新たな破壊的な技術、製品またはサービスが自分たちの業界に導入されると予想しています。その一方でIT部門は、将来の変化に対する備えができていないと感じています。調査対象となったIT の意思決定者の45%が、自社のIT担当者の4分の1以上は、今から5年後に成功するために必要なスキルを備えていないと考えています。

今後デジタル・ディスラプションから生じる機会を企業が十分に活用するためにはそれを妨げているスキルギャップに対処への対処が必須です。例えば、ジュニパーネットワークスでは、お客様、パートナー、研究者、その他業界リーダーに、実践的なネットワークの自動化についてのワークショップ、教育プログラム、専用リソースを提供するOpenLabプログラムを展開しており、本日同プログラムを世界7拠点に拡大することを発表しました。

経営幹部を教育し、急激な変化に備える

回答者のおよそ10人のうち9人(IT の意思決定者の84%、ビジネスの意思決定者の84%)が、経営幹部がテクノロジーについて十分な知識を備えていたら、会社の業績は良くなるだろうと答えています。

ITへの投資不足はイノベーションの障害となり、企業が変化のスピードに先駆け、競争力を保つのを妨げます。回答者であるIT の意思決定者の46%、ビジネスの意思決定者の50%が、競争力維持のための製品・サービスの改良に向けた開発およびサポートに1年以上かかると予想しています。これでは、ディスラプションが生じるスピードに間に合わない可能性があります。

さらに、レガシーのインフラは事業成長を鈍化させます。回答者の半数以上が、自社のITインフラが、新製品やサービス開発を促進するうえで障害となる可能性が「非常に高い」、または「やや高い」と答えています。

変化に対応するために、企業はITに対するアプローチを再考することで継続的なイノベーションを実現し、業界に差し迫ったディスラプションに対処することが必要です。経営幹部がテクノロジーのイノベーションを継続することで、市場優位性が保たれる可能性が高まります。

世界的に人材および組織に関するコンサルティングサービスを提供しているコーン・フェリー(先日「Leaders for a Digital Transformation」と題したレポートを発表)のシニアクライアントパートナー兼デジタル担当マネージングディレクターであるフィオナ・ビッカーズ(Fiona Vickers)氏は、次のように述べています。「最高のテクノロジーを用いても、今日の競争環境においてデジタル面での成功は約束されません。企業は、成果が得られるテクノロジー変革を指揮し、実行するために、人材をうまく組み合わせる必要があります。さらに、急激に変化していくテクノロジーの状況における需要と規模を満たせるスキルを念頭に置いて人材の採用とトレーニングを行い、常にそのような人材が『デジタル時代を迎え入れる準備ができている』状態にする必要があります。」

自動化への設備投資

ディスラプションに先手を打つために、企業はネットワーク自動化への投資を優先的に行うべきです。調査結果によると、IT の意思決定者およびビジネスの意思決定者は、自社の将来の競争力にITとネットワークの自動化が不可欠であると考えています。

回答者4人中約3人(IT の意思決定者の70%、ビジネスの意思決定者の72%)が、ネットワークとITの自動化が自社にもたらす好機に期待していると答えています。SDN(Software Defined Networking)またはネットワーク機能仮想化(NFV)をすでに利用しているIT の意思決定者は、93%がこれらの技術によって競合他社よりも優位に立っていると答えています。

SDNやNFVを採用した企業のIT の意思決定者は、当初の予想以上の大きなメリットと機能を得ていると報告しています。SDNを採用したことによるビジネス上のメリットとして、クラウド・インターコネクト、仮想データセンター、セキュリティの自動化が最も多く報告される傾向にありました。また、NFVの採用は、仮想化セキュリティ、仮想ルーティング、WAN最適化を可能にしたとの報告が最も多い傾向にありました。

日本の調査データで特筆すべき点

  • ITの意思決定者の83%とビジネスの意思決定者の76%が、経営幹部がテクノロジーについて十分な知識を備えていたら、会社の業績は良くなるであろうと考えています。この割合は、調査対象国の中で最も高い数値でした。

  • ITの意思決定者の46%とビジネスの意思決定者の10%は、新たな破壊的な技術、製品もしくはサービスが今後2年以内に自分たちの業界に導入されると予測しています。この割合は、調査に参加した国のビジネスの意思決定者(グローバル全体50%)の中で最も低い割合を示しています。

  • ビジネスの意思決定者の70%が優れた製品やサービスに追いつくには少なくとも 1 年は要するであろうと回答しており、この割合は、調査に参加した国のビジネスの意思決定者の中で最も高く、グローバル全体(50%)と比較して著しく高い数値を示しています。

  • ビジネスの意思決定者の30%は、自分たちの会社の IT 人員の半数以上が、5年後に必要なスキルを備えていないと回答しています。この割合は、グローバルで最も高い数値でした(グローバル全体:19%)。

  • ビジネスの意思決定者の48% とITの意思決定者の46%はネットワークや ITの自動化が企業のために生み出す機会に期待しており、これらが将来の競争力にとって不可欠だと考えています。この割合は、グローバル全体のビジネスの意思決定者(72%)およびITの意思決定者に比べて(70%)著しく低い数値を示しています。

  • ITの意思決定者の90%とビジネスの意思決定者80%はネットワークと ITの自動化が、自分の会社が将来競争力を持つうえで不可欠だと考えています。

  • SDNを採用していると答えた企業は72%でした(大部分に採用している:31%、従来のネットワークと組み合わせて部分的に採用している:41%)。この割合は、調査対象国の中で最も低い値でした。

  • NFVを採用していると答えた企業は75%でした(フル稼働している:28%、一部のユースケースで試している:47%でした)。この割合は、調査対象国の中で最も低い値でした。

本リリースへのコメント

ジュニパーネットワークスの最高経営責任者(CEO)であるラミ・ラヒム(Rami Rahim)は、次のように述べています。「当社は20年以上にわたり、お客様と提携しネットワークのイノベーション投資による事業成長を推進してまいりました。真のイノベーションを実現するには、テクノロジーが提供する価値を理解する必要があります。現在はこれまで以上に、テクノロジーをよく理解した投資がビジネスの優位性を保つ上で不可欠です。経営幹部がコードを書く必要はありませんが、成長に向けて会社の戦略を率いるには、戦略を設定する人々と、その戦略を実行する人々との間に強固な関係が必要です。」

参考資料:

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークスは、ネットワークのビジネスを変革する製品、ソリューション、サービスによって現状に挑戦しています。弊社は、自動化、柔軟性、俊敏性を備えたセキュアなネットワークと、パフォーマンス、価値を提供するために、顧客とパートナー企業と共に変革を起こしています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。
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