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2015

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ジュニパーネットワークス、データセンター/クラウド向けスパイン・スイッチ製品を発表

―データセンター向けの専用シリコンと最新イーサネット・ファブリック技術「Junos Fusion」を実現する スパイン・スイッチ「QFX10000シリーズ」が、より簡素なネットワーク設計と長期的な投資保護を実現―

ジュニパーネットワークス(NYSE: JNPR)は、ネットワークの拡張と自動化を柔軟に可能とするデータセンター向けスパイン・スイッチ「QFX10000シリーズ」および新イーサネット・ファブリック技術「Junos® Fusion」を発表しました。これらの新製品は、パブリック/プライベート・クラウドの企業顧客および従来のITデータセンターが、小規模ネットワークからインターネット規模のネットワークにいたるまでスケールアウト型の拡張を行えるように設計されています。「QFX10000シリーズ」は、ジュニパーネットワークスの新型Q5チップを搭載した初のデータセンター・スイッチであり、専用ASIC(カスタムIC)によって、これまでにないパフォーマンス、ポート密度を提供しながら柔軟な拡張が可能となり、ビジネスのニーズに応じてクラウド・ネットワークを拡充することができます。

企業がより多くの企業資産、知的財産、アプリケーションをパブリック/プライベート・データセンターやクラウド上に配備することにともない、ネットワークは事業成長に合わせて迅速かつシームレスに拡張する必要があります。そのため、データセンター・ネットワークは10Gや40Gのインターフェースから、100Gネットワークへと急速に移行しています。調査会社のDell’Oro は、100GE対応ネットワーク機器への投資額が、2014年の1億ドル強から2019年には80億ドル近くに増加すると予測しています。

この課題に対処するため、「QFX10000シリーズ」は10GE/40GE/100GEのポート密度、優れたパフォーマンス、総合的なシステム拡張を顧客に提供します。ジュニパーネットワークスのネットワークOS 「Junos」のオープン性、自動化機能と合わせた新型スイッチの導入により、ジュニパーネットワークスの顧客は将来にわたり、クラウドおよびデータセンターをシームレスに拡張しつつネットワーク・インフラの価値を最大限に活用することができます。

本ニュースのハイライト

データセンター向け「QFX10000シリーズ」と「Junos Fusion」は、ジュニパーネットワークスの次世代クラウド・データセンター向けアーキテクチャ「MetaFabric™」に新たに追加されます。これらの新製品は、従来の多層構成ネットワーク、IP、イーサネット・ファブリックのみならず、完全に仮想化されたネットワークにも導入することができ、導入において優れた柔軟性を顧客に提供します。「QFX10000シリーズ」は、スパイン、コアおよびデータセンター・エッジ機能を単一プラットフォームに統合できるため、ネットワークの複雑性と機器コスト(CapEx)の大幅な削減を可能にします。

本製品シリーズは、実績のあるジュニパーネットワークスの「QFXシリーズ」のポートフォリオをさらに拡大するものであり、リーフまたは小規模なスパイン導入に最適な「QFX5100」に加え、新たに大規模な高性能スパイン・スイッチを提供します。これにより、「QFXシリーズ」は、企業データセンターから大規模なプライベート/パブリック・クラウドまでのあらゆるタイプのデータセンター・ネットワークのニーズに応える包括的なポートフォリオを提供できるようになりました。

「QFX10000シリーズ」は、革新的な新型Q5チップセットを搭載する3つのプラットフォームによって構成されます。

  • 業界をリードする拡張性と密度による長期的な投資保護

    • 「QFX10002」は、業界最高密度の100GEコンパクト・スパイン・スイッチとして、固定設定の2ラック・ユニットのフォーム・ファクタで提供され、同一スイッチ内での40GEから100GEへのシームレスなアップグレードを可能にします。また、より大型で消費電力の高い競合製品に比べ2~4倍のシステムおよび5~10倍のロジカル・スケールを提供することにより、簡素かつ効率的なネットワーク設計と運用管理費(OpEx)の削減を可能にします。

    • 「QFX10008」は、モジュール式8スロットのシャーシで画期的な100GEポート密度と最大48Tbpsのトータル・システム容量を提供します。

    • 「QFX10016」は、パワフルな16スロットのシャーシによる優れたポート密度と合わせ、最大96Tbpsにおよぶシステム容量を提供します。

  • 専用のQ5チップがクラウド・スイッチの優れたパフォーマンスを実現

    • 「Q5 ASIC」は新しい「QFX10000シリーズ」スイッチの核として、そのアナリティクスと自動化機能を向上させる大幅なテレメトリ機能を提供します。

    • 「Q5 ASIC」は、多様で要求の多いアプリケーションに対応する深いバッファとアーキテクチャにより、信頼性のあるパフォーマンス、SDN向けの拡張可能な仮想化、ロジカルな拡張性を、ビッグデータ、ビデオ、IPストレージなどのアプリケーションに提供します。

    • 「Q5 ASIC」は、商用シリコンには一般的に使用されない最先端のハイブリッド・メモリ・キューブ技術を採用します。

  • 柔軟な拡張性と自動化にオープンな標準化技術で対応するイーサネット・ファブリック・アーキテクチャ

    • 最新のデータセンター向けイーサネット・ファブリック技術である「Junos Fusion」は、ジュニパーネットワークスがこれまで「QFabric System」や「Virtual Chassis Fabric」といったソリューションにより提供してきた柔軟性、拡張性、管理容易性といった価値をオープンな標準化技術により提供するという新しいアーキテクチャです。標準化された自動化と管理の技術により、ネットワーク全体の整合性を実現し、データセンター全体を個々のネットワーク要素ではなく単一のネットワークとして管理します。

    • 「Junos Fusion」は、新規ネットワークの作成と設定の自動化を容易にし、設定エラーのリスクを減らします。さらにEVPN/VxLANとの組み合わせにより、多層のネットワークにわたるアプリケーションの展開を容易にします。

    • 「「QFX10000シリーズ」の強化されたJunos DevOpsフィーチャー・スイートにより、顧客は任意のプログラミング言語で「Junos」に対応するカスタム・アプリケーションを作成できるようになります。

    • 「QFX10000シリーズ」は、「Junos Space Network Director」をはじめ、Puppet、Chef、Ansible、OpenStackといった業界ツールを含む多様な自動化およびオーケストレーション・ツールのサポートにより、ネットワーク管理およびプロビジョニングの簡素化、自動化を実現できるよう設計されています。

    • ジュニパーネットワークスの「Cloud Analytics Engine」 との統合により、ネットワーク・トラブルシューティングおよびアナリティクスを自動化することで運用費を節減し、ネットワーク効率を最大化します。

「QFX10000シリーズ」は、2015年第2四半期にリリースされる「QFX10002」プラットフォームを皮切りに、順次リリースされる予定です。

本リリースへのコメント

エクイニクスのCTO、Ihab Tarazi(イハブ・タラジ)氏は、次のように述べています。「ネットワーク・パフォーマンス、自動化、拡張性は、特に当社で提供するクラウド相互接続ソリューション『Equinix Cloud Exchange』において優先事項です。より多くの企業がセキュリティとパフォーマンスの懸念を抱えながらクラウドに移行するのにともない、当社の『Cloud Exchange』とそれを支える技術である『Equinix Programmable Network』が、可用性の高い自動化されたネットワーク・アーキテクチャを基盤とすることは必須となっています。当社にとって重要なネットワーク・プロバイダであるジュニパーネットワークスが、日々増加する顧客のネットワークへの需要に対応するために、最新のスイッチ『QFXシリーズ』を通じて継続的に革新していることを嬉しく思います。」

IDCのデータセンター・ネットワーク担当リサーチ・ディレクター、Brad Casemore(ブラッド・キャセモア)氏は、次のように述べています。「クラウドによる作業負荷の増大によって、次世代データセンター・インフラに対するニーズが高まっています。IDCは、企業とサービスプロバイダがクラウド・サービスを提供するための対インフラ支出が、2017年には650億ドルに達すると考えています。このクラウド・サービスの成長に対処するため、データセンター・スパイン・スイッチは、高いポート密度と拡張性によって100GbEに対応しなければなりません。それと同時に、プログラマビリティ、自動管理、高度なアナリティクス等、ますます高いソフトウェア性能が求められるようになります。『QFX10000シリーズ』をはじめとした主要な自動化およびアーキテクチャ構成要素の提供により、ジュニパーネットワークスはデータセンター・スパイン・スイッチにおけるクラウド主導型の要求に応えようとしています。」

ジュニパーネットワークスのジュニパー開発革新担当エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ、ジョナサン・デイビッドソン(Jonathan Davidson)は、次のように述べています。「新しいQ5チップをベースとする『QFX10000シリーズ』の提供によって、ジュニパーネットワークスは、ネットワークの規模、密度、パフォーマンスにおける業界の基準を大幅に引き上げました。今回の新しいスイッチ・シリーズの追加により、当社の既存の『QFXシリーズ』ポートフォリオがさらに強化され、従来の企業データセンターから最大級のクラウド環境にまで対応できる当社のオープン、柔軟かつ拡張性に優れたソリューションを通じて、お客様にトータルな選択肢を提供します。」

Infradata グループのCEO、Leon de Keijzer (レオン・デ・カイジャー)氏は、次のように述べています。「データセンターの主要サプライヤであるジュニパーネットワークスが発表した『QFX10000シリーズ』は、当社のデータセンターおよびクラウド・スイッチ製品ポートフォリオに追加され、確固たる収益源となるでしょう。より重要なことに、新しいQ5チップと『Junos Fusion』を搭載したデータセンター向けの『QFX10000シリーズ』は、正にジュニパーネットワークスに期待していたイノベーションであり、自動化、拡張性に優れたネットワーク・ソリューションとして当社のお客様にメリットをもたらしてくれるでしょう。

参考資料(英語):

<報道関係からの問合せ先>
エデルマン・ジャパン株式会社
岡田、安達、中田
電話:03-4360-9000
juniperjp@edelman.com

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークス(NYSE: JNPR)は、ルーティング、スイッチング、セキュリティにイノベーションをもたらします。ネットワーク・コアから消費者向けデバイスまで、ジュニパー ネットワークスのイノベーションはネットワーキング体験とビジネスを変革するソフトウェア、シリコン、システムを提供しています。ジュニパーネットワーク スに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。
http://www.juniper.net/jp/TwitterFacebook

【その他の情報】

J-Net: http://www.juniper.net/jp/jp/community/
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  • Junos Central(英語)・・・ネットワークOS「Junos®」に関する各種情報を掲載

  • フォーラム・・・参加者同士で、情報交換ができる掲示板ウェブサイト

  • ブログ・・・ジュニパーネットワークスが運営する公式ブログ

Twitter: @Juniper_Japan
Youtubeジュニパーチャンネル: http://www.youtube.com/junipernetworks
ジュニパーネットワークス株式会社について
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Juniper NetworksおよびJunosは、米国およびその他の国における Juniper Networks, Inc.の登録商標です。Juniper Networksロゴ、JunosロゴおよびMetaFabricは、Juniper Networks, Inc.の商標です。その他記載されている商標、サービス・マーク、登録商標、登録サービス・マークは、各所有者に所有権があります。ジュニパーネットワークスの製品に関する情報や比較はすべて、社内試験の結果および競合製品や業界標準に関して公表されている情報に基づくものです。