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2014

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さくらインターネットが石狩データセンター2号棟のコアL3スイッチに ジュニパーネットワークスの「EX9200」を採用

ジュニパーネットワークス株式会社(本社:東京都新宿区、以下 ジュニパーネットワークス)は、インターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕、以下 さくらインターネット)が2013年12月にオープンした石狩データセンター2号棟のコアL3スイッチに、ジュニパーネットワークスの MetaFabricアーキテクチャの一部であるイーサネット・スイッチ「EX9200」を採用したことを発表しました。さくらインターネットは急速に成長するクラウドサービスへの需要に対応するため、「EX9200」の処理能力、プログラマビリティ、製品への信頼性を評価し、今回の採用を決定しました。

採用背景と課題

さくらインターネットは増え続けるクラウド・サービスへの需要に対応するため、北海道石狩にデータセンターをオープンしました。2011年に約500ラックを収容する1号棟をオープンし、1号棟のスペースに余裕がなくなってきたことから2号棟の構築に取り掛かかりました。

石狩データセンター1号棟では仮想サービスの増加に伴う集約度の高まりにより、VLANの設定数が多く、トラフィック量の割にARP(Address Resolution Protocol)が増えてしまいました。これらを収容するため、1号棟では多くのエッジ・ルーターを設置しています。さくらインターネットは2号棟の構 築に際し、この課題を解決し管理を容易にするため、ネットワークのシンプル化とルーティングの棟内での完結を目指しました。コモディティ化が進むデータセ ンター・サービスの価格に反映される仕入れコストの削減も他のプロバイダ同様に、さくらインターネットの優先課題になっており、構成のシンプル化により機 器コストに加え運用負荷も削減できるため、優れたサービス品質を維持しながら価格競争力を高めることができます。しかし、2号棟のキャパシティは約600 ラックと広大なため、サービス部門からは約5万ホストを稼働させられるネットワークが求められていました。

採用理由と効果

さくらインターネットは、石狩データセンター1号棟で使用する製品と同じベンダーの製品をまず検討しましたが、3台で並列処理する必要があることが わかりました。そこで、より高い処理能力をもつ製品を検討した結果、ジュニパーネットワークスのイーサネット・スイッチ「EX9200」の採用が決定しま した。

主な採用理由として、「EX9200」がシャーシ型製品のため1スロットあたり最大240Gbpsをサポートするラインカードの追加により処理能力を競合製品と比較してより高められることが挙げられます。

また、サービスに使用する安定性の確保が重視されました。さくらインターネットが「EX9200」の採用を決定した時点では、国内での同製品の実績は限られていました。しかし、さくらインターネットの東京および大阪のデータセンターでは「EX2200」をはじめ多数のジュニパーネットワークスの製品が使用されており、故障が少ない信頼性の高いハードウェアおよびキャリアクラスのネットワーク・インフラストラクチャであると認知され、「EX9200」についても従来製品が発展し成熟した製品だとの認識がありました

さらに、ルーティング・ポリシーの書き方が柔軟であるといった、「EX9200」の相互運用性とプログラマビリティも魅力的でした。さくらインターネットは、一つのバグや障害によるシステムの広範囲への影響を避けるため、データセンター内で使用する機器が偏らないよう複数のベンダー製品を組み合わせてシステムを構築していますが、ベンダーごとの癖の違いが問題になることがありました。しかし、2号棟では「EX9200」での詳細なルーティング設定により、この問題を解消することができました。また、設定に関する機能面では、東京、大阪、北海道と地理的に離れたデータセンター各拠点から遠隔監視や運用を行なうため、「EX9200」のコミット・ロールバック機能は容易な管理と安心感をもたらしています。

遠隔地からの監視やコントロールにおいては現場と異なり機器の様子を把握しづらいため、状況の理解はログに頼らざるを得ません。しかし、「EX9200」は様々な種類のログを詳細に出力するため、遠隔地からの状況の把握を容易にします。また、XML形式など多様なログの出力形式に対応するため運用の自動化への活用によって省力化につながることが期待されています。運用の省力化は、良質なクラウド・サービスを低価格で提供していくうえで不可欠な課題となっていますが、「EXシリーズ」の柔軟なログ出力や外部コントロール用APIが、さくらインターネットの力になっていくことが期待されています。

今後の展望

ジュニパーネットワークスの「EX9200」は、2014年2月頃から順次サービスインしているさくらインターネットの石狩データセンター2号棟に様々な恩恵をもたらしています。

さくらインターネットは石狩データセンター2号棟が稼働して間もないため、「EX9200」を中心とするアーキテクチャの最も効率的な運用方法を模索している段階です。しかし、この運用が順調に軌道に乗れば、2号棟をテンプレートとして今後3号棟、4号棟へと展開する予定です。

また、さくらインターネットの石狩データセンターは8号棟まで構築される予定で、シンプルかつ運用負荷の低いシステムの要として、ジュニパーネットワークスの「EXシリーズ」が今後も活躍することが期待されています。

さくらインターネット株式会社

代表者 代表取締役 社長 田中 邦裕
設立 1999年8月17日 (サービス開始: 1996年12月23日)
所在地 本社 大阪市中央区南本町1-8-14 堺筋本町ビル 9F
支社 東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル 33F
URL http://www.sakura.ad.jp/

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