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2009

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情報通信研究機構、新世代研究開発テストベッドネットワーク「JGN2plus」に ジュニパーネットワークスのコアルーティング・プラットフォームと制御システムを導入

ジュニパーネットワークス(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、Juniper Networks, Inc. NASDAQ:JNPR)は本日、独立行政法人情報通信研究機構(本部:東京都小金井市、理事長:宮原秀夫。以下、NICT)が、新世代研究開発テストベッドネットワーク「JGN2plus」に、同社の「T1600」コアルーティング・プラットフォームおよび「ジュニパー・コントロール・システム1200」(以下、JCS1200)制御システムを導入したことを発表しました。「JGN2plus」は、2008年4月からNICTが運用しているオープンな超高速・高機能な研究開発テストベッドネットワークです。ジュニパーネットワークスでは、ネットワーク機器単体の性能を拡張するクラスタリング技術や大容量のコアルーター筐体内に仮想化ルーターを構築するパーティショニング技術を開発、自社製品に実装してきました。NICTでは、新世代ネットワーク研究開発に向けた取り組みの一環として、「T1600」と「JCS1200」の連携による仮想化ルーター技術を「JGN2plus」に導入して、2010年から3拠点で研究者向けにサービスを展開する予定です。

「JGN2plus」のプロジェクトリーダーである倉敷芸術科学大学産業科学技術学部コンピュータ情報学科小林和真教授は、次のように述べています。「『JGN』のようなテストベットネットワークでは、個々の研究プロジェクトに対してルーターの独立性を確保することが重要です。しかし、ソフトウェアで仮想化したルーターでは、筐体内でサービスごとに異なるバージョンで運用することが困難でした。また、すべてのサービスが一定のパケット転送容量を共有しているという制約もあるため、ハードウェアとして、制御プレーンとパケット転送プレーンを分割できるシステムが必要でした。今回、『T1600』と『JCS1200』を連携することで、今までの投資を保護しながら、より独立性の高いネットワークの仮想化を実現できました。」

NICTは、この技術を用いて、新世代ネットワークの実現に向けた仮想化実証実験として、2月5日から開催されている「さっぽろ雪まつり」で、大通り公園と全国6ヶ所の放送局を「JGN2plus」回線で相互接続してハイビジョン映像伝送の実証実験を行いました。また、さっぽろ雪まつり会場でのエリアワンセグサービスや、パナソニックセンター東京などで家庭用デジタルテレビへの世界初となる直接ライブ配信や韓国への国際実験回線を利用して国際放送伝送などの未来型放送利用に関する実証実験も同時に行いました。さらに、仮想化ルーターごとの独立した運用手法・技術に関する検証や仮想化ストレージに対するネットワーク経由での分散保存などに関する実証実験も行われました。

ジュニパーネットワークスの「T1600」コアルーティング・プラットフォームは、19インチのハーフラックサイズで、従来品のわずか40%の電力で2倍の伝送能力を発揮します。100GbEをサポートし、最大1.6Tbpsで毎秒19億2,000万個のパケットを転送する業界最高クラスの伝送容量を提供します。

「JCS1200」は、12スロットのブレードを搭載する制御システムで、各ブレードにJUNOS®ネットワークOSをインストールすることで、仮想化ルーターの制御プレーンを構成します。また、最大3台の「T1600」、「T640」、「T320」との連結が可能で、「JCS1200」の制御プレーンと「Tシリーズ」のパケット転送プレーンを任意に組み合わせることで、最大12台の仮想化ルーターを容易に構築できます。

また、「Tシリーズ」と「JCS1200」を連携させることで、1つの筐体で複数の仮想ルーターを構築する手法は、従来のように複数台のルーターを調達する手法と比較し運用コストも大幅に削減できます。

ジュニパーネットワークスのアジア太平洋地域担当CTOマット・コロン(Matt Kolon)は、次のように述べています。「ジュニパーネットワークスの『Tシリーズ』と『JCS1200』を連携することで、ネットワークの組織を変更することなく、ルーターばかりでなく、ネットワークやサービスの仮想化を実現します。今回、NICT様が、『JCS1200』の機能を評価して、世界初の導入事例として採用されたことを嬉しく思います。ジュニパーネットワークスでは、このアプローチによって、今後もコアネットワークに今までにない柔軟性と拡張性を提供し、効率のよいサービス導入を実現することで、お客様の新たな収益機会を創出するビジネスモデルの構築を支援します。」

ジュニパーネットワークスの「T1600」コアルーティング・プラットフォームおよび「JCS1200」制御システムに関する詳しい情報は、以下のURLでご覧になれます。

http://www.juniper.net/jp/jp/products-services/routing/t-tx-series/

NICTについて

独立行政法人情報通信研究機構(略称:NICT)は、新世代ネットワークの実現に向けて、「JGN2」をさらに高機能化した研究開発テストベッドネットワーク「JGN2plus」の運用を行っています。大手町ネットワーク研究統括センター(Service Platform Architecture Research Center :略称SPARC)を中心とする研究開発体制で、産・学・官・地域等と連携して幅広い研究活動を推進しています。ネットワークに対する社会的要求を満たし、未来のICT社会に見合う新世代ネットワークの運用・管理技術の研究に貢献していきます。

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ジュニパーネットワークスについて ジュニパーネットワークスは、ハイ・パフォーマンス・ネットワーキングのリーダーです。一元化されたネットワークにおけるサービスおよびアプリケーションの展開を加速するのに不可欠な、即応性と信頼性の高い環境を構築するハイ・パフォーマンスなネットワーク・インフラストラクチャを提供し、お客様のビジネス・パフォーマンスの向上に貢献します。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下のURLでご覧になれます。www.juniper.net/jp/jp/

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